2024.01.11
火災保険と地震保険の補償内容について
地震保険についての理解が十分でない方に向け、火災保険との違いや補償内容、保険料に関する詳細を解説します。
地震保険の共同運営
地震保険は、国と民間の損害保険会社が共同運営しています。これは、大規模な地震が発生した際、被災が広範囲に わたり、膨大な保険金が必要となるため、国が介入し保険会社と被災者の保護を行っています。
火災保険と地震保険の違い
火災保険と地震保険は「建物」と「家財」の補償対象は同じですが、補償範囲や契約方法に違いがあります。 火災保険では地震による損害は補償されません。また、地震保険は単体での加入ができず、他の損害保険との同時契約が 必要です。
補償範囲の違い
火災保険:火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、水災、盗難、破損・汚損、水濡れ 地震保険:地震、噴火、地震による津波、火災
地震保険の相場と保険料の決め方
地震保険の相場は各保険会社で差はありませんが、地域や建物の構造によって変動します。 主な保険料決定要素は以下の3つです。 建物の構造: コンクリートや鉄筋構造は木造よりも耐震性が高く、保険料は安くなります。 耐震対策の有無: 免震・耐震対策がされた建物は割引率が適用されます。 建物の所在地: 地震の発生確率からリスクを割り出し、地域別に3つの区分に分けられています。
地震保険のお得情報
耐震割引: 免震・耐震性能に応じて最大50%の割引が適用されます。 地震保険料控除: 年末調整で所得税と住民税の控除が受けられます。 長期係数割引: 保険期間を2〜5年の一括支払いにすることで割引があります。
地震保険の注意点
最長5年の契約期間: 火災保険の契約期間が最大10年なのに対し、地震保険は最長5年と異なります。契約期間に注意が 必要です。72時間以内は一つの地震とみなされる: 地震発生後72時間以内に生じた損害は一つの地震とみなされ、 複数回の申請はできません。
まとめ
地震による損害は巨額になる可能性があります。地震保険の加入を検討する際には、補償内容や契約期間、 各種割引や控除を活用してお得に加入し、安心して暮らせるようにしましょう。
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